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先輩ママに聞いた!ランドセル選びで後悔しやすいポイント

先輩ママに聞いた!ランドセル選びで後悔しやすいポイント

子ども達の小学校生活に寄り添うランドセル。
親世代が子どもだった頃とは違い、色やデザイン、素材や機能性などの面で様々な種類のランドセルが販売されています。

長く使うものだからこそ、お子さまにとってもご家族にとっても満足のいく「とっておき」を選びたいもの。
そこで今回は、実際にランドセル選びを経験した先輩ママたちに「ランドセル選びで後悔しやすいポイント」を聞いてみました。

先輩ママに聞いた!ランドセル選びで後悔しやすいポイント



先輩ママたちの話では、「重さ」「素材」「色・デザイン」「サイズ・収納」「耐久性」の、5つのポイントが特に後悔しやすいとのことでした。
それぞれ5つのポイントについて、詳しく見ていきましょう。


ポイント1:軽さ選び



後悔しやすいポイントとして特に多かった意見が、「ランドセルの重さ」です。

学校が始まると、教科書だけではなく、水筒や体操着なども一緒に持って通学することになります。
「実際に荷物を入れてみたら想像よりも重かった!」という意見も多く見られました。

最近では、『GIGAスクール構想』の取り組みが全国に広がったこともあり、児童1人につき1台ずつタブレット端末やノートPCの支給が当たり前になっています。
ここに絵の具セットや鍵盤ハーモニカ、書道セットなどの荷物が加わると、総重量はかなりのものに…。

特に低学年のうちは、まだ体力がなく、登下校が身体に与える負担も大きくなります。
本体の軽さだけではなく、しっかりと荷物の重みを支えられるような機能性やフィット感も合わせてチェックしておくといいでしょう。


ポイント2:素材選び



重さと合わせてチェックしておきたいのが、「ランドセルの素材」です。

ランドセルで使われる素材は、大きく分けて『人工皮革』『牛革』『コードバン』の3種類があります。

私たち親世代が子どもの頃は「牛革」が主流でしたが、現在ではクラリーノ®などの「人工皮革」が中心となっています。
それぞれ一長一短がありますが、メンテナンスの必要性や重さ、耐久性などの兼ね合いから、使っているうちに「やっぱりこれではなかったかも…」と後悔する方もいるようです。

また、背中や肩ひもなど直接身体に触れる部分の素材のチェックも、見落としやすいポイントです。
特に低学年のお子さまはただでさえ慣れないランドセルなので、身体に接触する面は出来るだけ衝撃を吸収する素材を選んでおくとより安心できます。

重視したいポイントや予算によっても、選ぶ素材は変わってきます。
お子さまの身体の大きさなども考慮しつつ、それぞれの長所・短所をしっかりと比較してから購入しましょう。


先輩ママに聞いた!ランドセル選びで後悔しやすいポイント

ポイント3:色・デザイン



最近のランドセル選びで増えてきたのが、「色・デザイン」に関するお悩みです。

「本人の好みを重視したい」という想いがある一方、「高学年を見据えた飽きのこないものを」という親目線の本音も無視はできないところ。

自分が大きくなった時をイメージ出来ていないお子さまも多いので、基本的には本人に選ばせつつ、「途中で色を変えたくても出来ないよ」などの声掛けは意識して行った方が良いという意見も見られました。

また、近頃はオーダーメイドランドセルも増えてきており、こだわりが強いお子さまの場合は自分だけの「とっておき」を作るという選択肢もあります。
実際にランドセル選びを経験した先輩ママさんの中には、「お気に入りのランドセルを購入したことで、学校に行く気持ちが前向きになった」という方もいました。

6年間使う大きな買い物だからこそ、本人はもちろん、親の目線でも納得のいくものを妥協せずに選んでいくことが大切です。


ポイント4:サイズ・収納



実際にランドセルを使い始めてから出てくる問題として、学校指定の文房具が入らないといったケースがあります。
特に注意しておきたいのが、学校のプリント類をまとめる『A4サイズのファイル』です。

小学校で使われることの多い、『A4フラットファイル』は、通常のA4サイズのクリアファイルよりも横幅が大きく、ランドセルの種類によってまっすぐ収納することが出来ません。
実際に「同じA4だと思っていたから困った!」という体験談もありますので、ランドセル内側のサイズ確認は忘れずにしておきましょう。

また、上履きや体操服といった「毎日ではないけれど定期的に持ち運ぶ荷物」の収納も意識しておきたいポイントです。
特に低学年の頃は、万が一のためにも出来るだけ両手はあけておきたいもの。
ランドセルの中にどのくらい荷物が収納出来るかも、事前に確認しておくと安心できます。

就学前とは違い、小学校では基本的に自分の荷物は自分で管理します。
お子さま本人が荷物を出し入れしやすいように、余裕をもったサイズを意識してあげるといいでしょう。


ポイント5:耐久性



最後に抑えておきたいポイントは、「耐久性」です。

子ども達が使うものだからこそ、ランドセルを放り投げたり、何かにぶつかったり、大人が想定していないような乱暴な扱いをしてしまうことも時にはあるでしょう。
ランドセルが壊れてしまうと、中に入れているタブレット端末などに影響が出る場合もあります。
傷や衝撃にどの程度の耐久性があるのかは、きちんと確認しておくと安心でしょう。

また、万が一壊れてしまった時のことを考えて、しっかりとした保証制度のある店舗やメーカーを選ぶことも大切です。
保証内容や内容も含めて、事前に確認しておくことをおすすめします。


まとめ



ランドセル選びはお子さまにとって一生で一回の大切なものです。
お子さまもご家族さまも満足のいく6年間を過ごせるように、しっかりポイントを押さえて「ラン活」を楽しんでくださいね。