ふわりぃのココがスゴイ
チェストベルトってあった方がいいの??
皆さんは、ランドセル用のチェストベルトを見たことがありますか?
チェストベルトは「肩のベルトを胸の前で留めるためのもの」を指し、リュックについているものはご存知の方も多いのではないでしょうか。
今回はこのチェストベルトについて解説していきます!
ランドセルのチェストベルト、見た事ある?
近年、ランドセル症候群という言葉も耳にするほど、ランドセルの重さが問題になっています。
製造技術の向上や新素材の開発によってランドセル自体は軽量化されてきているものの、ランドセルの中には教科書に加えてタブレットや水筒などたくさんの荷物を入れるため、トータルではどうしても結構な重さになっているのが現状です。
特に低学年のうちは体も小さいため、重い荷物を毎日背負って移動するのはかなりの負担がかかります。
体格によっては、「肩ベルトがずり落ちてきて歩きにくい…」というお子さんも。
そこで、負担を少しでも軽くしようと導入されたのが、ランドセル用のチェストベルトなのです。
もともと登山リュックについていたチェストベルト
ご家庭でお子さんが背負っているリュックに、チェストベルトは付いていますか?
登山用のリュックを始め、チェストベルトがついているリュックは数多くあります。
チェストベルトが普及した理由は、重い荷物を少しでも快適に背負うため。
肩ベルトがずれるのを防いだり、肩ベルトにかかっている荷物の重さを胸の部分にも分散させたりすることで、無理なく荷物を運ぶことが出来るのです。
ランドセル用チェストベルトの特徴
このように登山用リュックで大活躍のチェストベルトですが、「ランドセルでチェストベルトをつけている子は見たことがない!」という方が多いかもしれません。
ランドセル用のチェストベルトが出てきたのはここ数年のことです。
ここからは、ランドセル用のチェストベルトの特徴を見ていきましょう。
小さい時はズレにくい
低学年のお子さんや体格が小さくなで肩のお子さんの場合、身体に対してランドセルが大きすぎてしまい、肩ベルトがずり落ちやすい傾向があります。
また、一般的な体格であっても「ランドセルを背負ったまま走る」等の激しい動きをすると、ランドセルが大きく揺れて肩ベルトが落ちてしまいます。
このような時に役に立つのが、ランドセル用のチェストベルトです。
チェストベルトをつけると肩ベルトの位置が固定され、頻回なずり落ちを防止することが可能となります。
リュックなどの肩ベルトが何度もずり落ちてくるのは、大人でもストレスがかかりますよね。小さい子どもであればなおさらです。
しっかり固定できるチェストベルトは、お子さんが学校生活を毎日元気いっぱいに楽しむためのサポートになるのです。
背負いが安定する
ランドセルの重さは通常、主に背中と肩ベルトにかかっています。
ここにチェストベルトをつけることで、重さは体の前面にも分散され、背中や肩、腰への負担が減り、背負う本人も軽く感じるようになります。
最近ではランドセルの重さによって、腰が後ろに反ったり前かがみになったりしてまっすぐに立つことができず、腰痛になってしまうお子さんもいるようです。
高学年になり体格が大きくなっても、通学距離が長い、持ち歩く荷物が増えたなどの場合にはなかなか負担を減らすことができません。
チェストベルトで荷物をしっかりフィットさせることで、出来る限り身体的な負担を軽くしてあげましょう。
取り外しができる
ランドセル用のチェストベルトは、リュックについているものとは違い、取り外しができるようになっています。
体が大きくなってチェストベルトがなくても安定して背負えるようになったり、お子様がはずしたいと言ったり、もし必要がなくなった時にはいつでも簡単にはずせるようになっています。
例えばランドセルのポケット等に入れておいて、荷物が多い日、長距離を移動する日だけチェストベルトを使用することも可能です。
お子さんの意向を尊重しながら利用できるのは、ランドセル用チェストベルトならではの特徴と言えるでしょう。
まとめ
ランドセルを使う6年間で、お子さんの体格は大きく変化します。
成長期に背負うものだからこそ、ストレスなく使ってもらいたい。そんな想いからふわりぃのランドセルには取り外しもできるチェストベルトがすべてのランドセル(障がい児用Uランドセルを除く)についています。
実際に利用している方からも「チェストベルトがあることで歩きやすくなった!」というお声もたくさんいただいています。
6年間できるだけ快適に使えるように、ぜひランドセル選びのポイントとしてチェックしてみてくださいね!