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小学4・5年生ママのリアルな重視ポイントとは
近年、新入生がランドセルを購入する時期はだんだん早まっているといいます。ご家庭によっては、お子さんが年中さんの頃から「ラン活」を始めるという人も。
しかし、6年という長い期間使うランドセルだからこそ、「何を重視して選ぶか」は難しい問題ですよね。
そこで今回は、小学校4年生・5年生のお子さんを持つママに実施した「ランドセル購入に関するアンケート」をご紹介します。
「ランドセル購入時」と「もし今ランドセルを買い替える場合」で「何を重視するか」を詳しくヒアリングしましたので、お子さんのラン活を控えるみなさんはぜひ参考にしてみてください。
ランドセル購入時に重視したポイント
まず、現在小学4年生・5年生のお子さんを持つママが「購入時」に重視したポイントを見ていきましょう。
特にポイントを集めているものは、以下の4項目です。
・価格
・軽さ(軽量性)
・丈夫さ(耐久性)
・デザイン性
また、お子さんの性別によっても特徴が見られます。
女の子の場合、6割近いご家庭が購入時に「デザイン性」を重視していますが、「丈夫さ(耐久性)」はあまり重視されていません。
一方、男の子の場合、「軽さ(軽量性)」と「丈夫さ(耐久性)」を重視したご家庭が多く、どちらも「デザイン性」を上回っていることが分かります。
ランドセル購入を再検討する場合の重視ポイントと変化
では次に、「ランドセルを買い替える場合」に重視するポイントを見ていきましょう。ここでは購入時とは大きく変化があった3点を取り上げます。
1,デザイン性を重視する割合が大きく下がる
まず初めに大きな変化がみられるのが、「デザイン性」の項目です。
「購入時に重視したポイント」と比較すると、男の子がいるご家庭では約6%、女の子がいるご家庭では約22%も減少していることが分かります。
実際に「高学年になってこどもの好きな色やデザインの好みが変わってしまった」というご家庭もあります。購入時に本人の好みを最優先で選んでしまうと、成長とともにミスマッチが起きてしまうかもしれません。
購入する際は本人の意見ももちろん取り入れつつ、「6年間使う」という視点をもって保護者の方からアドバイスをしてあげるといいでしょう。
2,軽さ・丈夫さの割合が上昇!
次に男女ともに割合が大きく増加しているのが、「軽さ(軽量性)」と「丈夫さ(耐久性)」の項目です。
学習指導要綱の改訂に伴い、6年間で使用する教科書の合計ページ数は増加傾向にあります。
また、学年が上がるにしたがって教科数も増えることから、高学年の方が持ち歩く荷物の負担が大きいと言えます。
また、もともと「丈夫さ(耐久性)」を重視する割合の高かった男の子ママだけでなく、女の子ママの回答も約16%と大きく増加しています。「デザイン性」を重視したランドセルの場合、扱い方によっては外側の装飾品が取れてしまう可能性もあります。
6年間のびのびと楽しく学校生活を送ってもらうためにも、軽くてしっかりしたランドセルを選んであげましょう。
3,「機能性」を重視するママも増加
最後に注目するのが、「機能性」の項目です。
「購入前に重視したポイント」では男の子ママ、女の子ママともに10%台と低めの割合でしたが、「買い替える場合に重視するポイント」ではどちらも25%前後まで割合を伸ばしています。
最近のランドセルにはさまざまな機能がついていますが、実際に学校に通ってはじめて便利さがわかるものも少なくありません。
ふわりぃランドセルに付属している「のび~るポケット」や「チェストベルト」もそのうちのひとつです。
持ち運ぶ荷物の重さや量は、地域や学年ごとに異なります。
入学前にできるだけリサーチをすることはもちろん、想定より荷物が多くなっても対応できるランドセルを選んでおくことをおすすめします。
まとめ
ランドセルの購入はこどもが入学する前に決定しなければならないため、入学後のミスマッチが起きやすくなります。
先輩ママの意見も参考に、6年後も後悔しないランドセル選びをしてくださいね。