ふわりぃのココがスゴイ

お子さんにぴったりな「軽い」ランドセルを見極めるコツ

お子さんにぴったりな「軽い」ランドセルを見極めるコツ


近年、小学生の荷物が以前よりも重くなっていることがニュースなどで度々取り上げられています。「ランドセル症候群」という言葉も存在するように、重すぎる荷物は体や心の不調にもつながります。
そこで今回は、お子さんの負担にならない「軽い」ランドセルを見極めるポイントについてお話します。


「軽い」ランドセルをえらぶメリット



お子さんにぴったりな「軽い」ランドセルを見極めるコツ


そもそも、ランドセル自体が「軽い」ことはメリットなのでしょうか?
実際、「軽いランドセルは避けた方が良い」という意見も一部にはあるようです。まずは「ランドセル自体を軽くした方が良い」ポイントを解説していきます。


1:体への負担が少ない



ランドセル自体を軽くする一番のメリットは「体への負担が少ない」ということです。

先述した「ランドセル症候群」の主な原因は、「体に合わない大きさ・重さのランドセルを背負ったまま長時間通学すること」だと言われています。進学先や地域によっては、小学校の通学でも片道30分近くかかる場合もあり、その負担は想像に難くありません。

また、一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会によると、2018年時点で小学校6年間の荷物のみの重さは平均して「4.7㎏」あるそうです。
教科が増える高学年時には荷物だけで5㎏を超える傾向にあり、せめてランドセルだけでも出来るだけ軽いものを用意しておく必要があることが分かります。


2:背負いやすい



次に、軽いランドセルを選ぶべき理由として「背負いやすい」というポイントがあります。

ただ学用品を持ち歩くだけであれば、本革や合皮でできたランドセルよりも布などのリュックでもいいのでは?という意見もあります。
しかし、小学1年生の体で重い荷物を持ち運ぶためには、軽さだけでなく「背負いやすさ」も必要になります。

ランドセルはリュックとは違い、形がしっかりしているため、重さの配分が左右対称になりやすく、正しい姿勢を保てるようになっています。
また、肩ベルトや背当て部分にクッション性のある素材を使用しているものが多く、肩だけに負担がかからないような工夫も施されています。

荷物が安定せず偏りやすい鞄や片方の肩で担ぐタイプの鞄の場合、側弯症のリスクが上がるという論文も発表されていますので、軽さだけではなく子どもたちにとっての「背負いやすさ」もきちんと見極めることが大切なのです。


「軽い」以外もしっかりチェック!見極めポイント



お子さんにぴったりな「軽い」ランドセルを見極めるコツ


では、実際にランドセルと選ぶときにどのようなポイントを見ていけばいいのでしょうか。
今回は3つのポイントに絞ってご説明していきます。


1:容量がたっぷりある



1つ目のポイントは「容量」です。

最近の小学生の荷物は、教科書やノートといった教材だけではありません。
水筒やタブレット端末といった毎日の持ち物に加え、週の変わり目には体操服や上靴、学期の変わり目には絵の具セットや習字セットなども持ち運ばなくてはいけません。
荷物の量に応じて手提げなどで対応することもできますが、万が一の時を考えると両手は空けておいた方が安全です。
ランドセルの容量をしっかり確認し、出来るだけランドセルの中に荷物を収納できる余裕を持っておくとよいでしょう。

ふわりぃランドセルには荷物が多いときに収納を拡張できる「のび~るポケット」付の商品をご用意しています。朝晩の荷物量が違うときや急に荷物が増えたときにも備えられますので、ぜひチェックしてみてください。




2:背負い心地が良い



2つ目のポイントは、「背負い心地の良さ」です。

前章でも触れましたが、ランドセルが体にフィットしている場合としていない場合では、同じ重さの荷物でも負担感が大きく異なります。しかし、ただフィットしているだけでは、素材の固さなどの影響で痛みや動きにくさを感じることも少なくありません。

例えばふわりぃランドセルでは、従来品よりも約2.5倍にクッション性を向上させた「ふわりぃ肩ひも」を採用して肩への負担を軽減させています。
さらに背当てと肩ひもをつなぐ「背カン」部分に立ち上げ機能を採用し、ランドセルが背中にピッタリフィットするような工夫をしています。
「背カン」部分は左右に広がる仕様になっていますので、肩幅の成長に合わせて調整することも可能です。

ついつい1年生の今の背負い心地を考えてしまいますが、6年経つと体も大きく成長します。高学年でも継続して心地良く使えるように、長期使用を見据えた機能に気を配っておくこともおすすめします。


3:強度設定がしっかりしている



最後に大切なポイントとして挙げるのが、「強度設計」です。

いくら軽い方が良いとはいえ、万が一の場合に子どもたちを守ってくれるランドセルが壊れやすくては意味がありません。長期間使えるという意味での耐久性だけでなく、転んだり事故にあったりした場合にも役立つクッション性があるか、中身をしっかり守れる強度があるかもしっかり確認しましょう。

ふわりぃランドセルでは、一般財団法人ボーケン品質評価機構の外部圧縮試験(約70kgの耐久試験)に合格した「ガッチリガード70」というとても強い補強構造のランドセルや、新しい強化パーツを入れることで約100kgの耐荷重をクリアした「ストロング100」を搭載したランドセルを提供しています。
性格や生活スタイルなども踏まえて、お子さんにピッタリの強度設計を確認しておきましょう。








まとめ



最近の小学生の荷物は、親世代が経験したものよりも大変重くなっています。
学校の荷物自体を減らすことはなかなか難しいですが、お子さんにあった「軽い」ランドセルをきちんと選ぶことで、その負担を減らすことは可能です。
今回の記事も参考に、健康面でも安全面でも安心できるランドセルを見つけてくださいね。