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6年生になったとき、明るいランドセルは後悔しませんか?親子で納得できる「カラー選び」のポイント

6年生になったら明るいランドセルは後悔する?親子で納得できる「カラー選び」のポイント

ランドセル購入時、悩みやすいのがランドセルの「カラー」ですよね。

特に本人が個性的な色を希望している場合、最近のトレンドや好みの変化も考えてしまってなかなか決まらない!というご家庭も多いのではないでしょうか。
今回は明るいカラーが好きな女の子がいるご家庭向けとして、最近のトレンドとカラー選びで後悔しないポイントをご紹介します♪







女の子に人気の最新ランドセルカラー





一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会による「ランドセル購入に関する調査 2023」では、女児が実際に購入したランドセルの色は以下のようになっています。

1位紫/薄紫(スミレ、ラベンダー等)29.6%
2位桃(ピンク、ローズ)17.0%
3位水色(スカイ、ブルー)16.5%
4位赤(レッド、カーマイン)12.4%
5位薄茶(ライトブラウン、キャメル)8.0%


保護者世代が子どもの頃にメインカラーであった「赤」は全体の約1割になっており、明るいパステルカラーに人気が集まっていることが分かります。 「あまり明るい色だと浮いてしまうのでは?」という心配はあまり必要ないと言えるでしょう。


明るいカラーは高学年で後悔する?





しかし、就学前の好みで明るいカラーを選んでしまうと、高学年になって本人が後悔するのでは?という心配もありますよね。
ここで注目したいポイントは「デザイン」です。


カラーよりもデザインやキャラクターに注意!



最近のランドセルは、カラーだけでなくデザインが特徴的なものも増えてきています。
かぶせやサイドに凝った刺繍が施されていたり、ラインストーンが使用されていたり、人気のキャラクターをモチーフにしたランドセルも少なくありません。

しかし「6年間使う」という視点で見た場合、刺繍やラインストーン等の細かい装飾は汚れやほつれ、破損といったリスクが想定されます。繊細なデザインであればあるほど、お手入れに手間がかかる可能性も考慮する必要があるでしょう。

また、今お気に入りのキャラクターであったとしても、6年後も変わらずに好きかどうかは分かりません。
これらのリスクを最小限にできるよう、まずは特定のキャラクターを採用したランドセルや過度な装飾を施したランドセルは控えておくことをおすすめします。


「本当に気に入ったカラー」であることが大切



デザインを出来るだけシンプルにすると、ランドセルの選択肢が広がり、カラーに関しては本人の意向を可能な限り反映してあげやすくなります。

例えばふわりぃランドセルの中だけで見ても、「ピンク」にはパールピンク、ビビッドピンク、パールピーチ、サンゴ、「水色」にはサックス、パールスカイといったバリエーションがあり、組み合わせる色によってさらにオリジナリティを出すことも可能です。

本人が自分で選んで納得したカラーだったからこそ、最後まで大切に丁寧に使ってくれたという先輩ママさんの意見も多く寄せられています。
デザインの候補は親が絞って、カラーはお子さんに自由に選ばせるなど、親子それぞれに納得できるように工夫すると良いでしょう。


後悔しない!明るいカラーを選ぶポイント





最後に、明るいカラーを選んだとしても後悔しないポイントを3つご紹介します。

1.同系色のランドセルも比較してみる



まず、同系色のランドセルもしっかり比較してから購入しましょう。
お子さんによっては、お友達との会話を参考に「ピンクがいい」「水色がいい」と決めてしまっている場合もあります。

先述したように、同じ「ピンク」や「水色」のランドセルでも濃淡や色の組み合わせによって印象は全く異なります。
カタログを参照するだけでなく、ぜひ実物を比較しながら選んでみてください。


2.デザインも比較する



デザインによっても色の印象は変わります。
最近のデザインでは刺繍や装飾だけでなく、ランドセルのステッチやふちの色を自分好みにアレンジできる商品も増えてきました。

全体を明るいカラーにすることに抵抗がある場合は、ステッチやふち部分の色やデザインを工夫してみるのもおすすめです。


3.ランドセルカバーもチェックしておく



最後に「どうしてもキャラクターのデザインにしたい!」というお子様にオススメなのが、ランドセルカバーです。

もともとはランドセルを汚れや傷から守る目的で使用されてきたランドセルカバーですが、近年とても豊富な種類のデザインが販売されているのです。
シンプルな透明カバーはもちろん、キャラクターやイラストが描かれているもの、好きな文字を入れられるものなど、その選択肢はランドセルよりも充実しています。

どうしても親子で折り合いがつかない!という場合など、ぜひチェックしてみてくださいね。


まとめ



ランドセル工業会によると、ランドセルの多色化は2001年頃から進んだと言われています。
ちょうどお子さんが小学生になる年代の保護者のみなさんが、自分たちとのギャップが一番大きい世代なのかもしれません。

本人の希望もしっかり尊重して、親子で納得のいくランドセル選びをしてくださいね。