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やっぱり気になるランドセルの「色」問題! 6年間後悔しない選び方とは
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6年間使うランドセル、やっぱり気になるのは「色」の問題ですよね。
先輩ママたちによる「ランドセル選びで重視したポイント」のアンケートでも「カラー」が毎年上位になっており、その関心の高さが伺えます。
そこで今回は、最近のランドセルカラー事情と合わせて、親も子どもたちも納得できる色選びのポイントをご紹介します!
後悔しやすいランドセルの「色選び」
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ランドセルの色選びで後悔しやすいポイントは、主に2つあります。
まず1つ目は「成長とともに好きな色やデザインが変わってしまう」という点です。
ランドセルを購入する時期は早まってきており、一部のメーカーでは年長さんの4月には予約必須というところも存在しています。
しかし、未就学児と小学校高学年では好みが変わってしまうのも当たり前。流行りのキャラクターデザインや個性的過ぎる装飾などは、慎重に選んだ方が良いかもしれません。
2つ目は「汚れが目立つ色だった」という点です。
長期間使用するランドセルは、どれだけ丁寧に扱ったとしてもある程度の汚れや傷はついてしまうものです。
濃い色であれば傷や汚れはさほど目立ちませんが、最近人気のパステルカラーのランドセルは汚れが目立ちやすい傾向にあります。
色だけでなく、お手入れのしやすさなども合わせて考えておきましょう。
親世代とは違う?最近のランドセルカラー事情
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ここからは最近のランドセルカラー事情について見ていきましょう。
派手な色のランドセルは少数派?
私たち親世代が小学生の頃は、男の子は黒、女の子は赤のランドセルがほとんどで、水色やピンク色のランドセルは少数派というイメージでした。
しかし、ランドセル工業会による2023年度入学児のいるご家庭へのアンケートによると、男の子で黒のランドセルにした家庭は約57%、女の子で赤のランドセルにした家庭は約12%という結果になっています。
男の子は今だ半数以上が黒を使用していますが、2018年度の調査では67%を占めていたことを考えると減少傾向にあることが分かります。
また、女の子の場合は「紫/薄紫」「ピンク」「水色」の上位3色が半数以上を占めていることからも、「派手な色=少数派」ではないと言えるでしょう。
目立つ色だといじめられる?
私たち親世代が子どもの頃は、「ランドセルが目立つといじめられる」という話も耳にしました。
しかし現代の小学校では、先述の通りランドセルのカラー自体が多様化していることもあり、「この色だから目立つ=目を付けられやすい」ということはほとんどないようです。
ただし、地域によってはまだ保守的なところが残っており、黒や赤といった色が中心のエリアも存在する可能性はあります。
正式にランドセルを決める前に、学校や通学路にいる子どもたちの傾向を一度チェックしておくと安心です。
親子で意見が割れたら?参考にしたい対処法をご紹介
![ランドセルの「重さ」問題 後悔する人が多いってホント?](https://blog.fuwarii.com/wp-content/uploads/2024/03/2-2-1024x532.jpg)
ここまで後悔しやすいポイントと最新のランドセルカラー事情を見てきましたが、どうしても親子で意見が割れてしまうということはもちろんあるでしょう。
その場合にぜひ参考にしていただきたい対処法を3つご紹介します。
責任を持って本人に選ばせる
親として心配なことは多くても、6年間ランドセルを使うのは子どもたち本人です。
先輩ママの経験談として「親がキャメルやバーガンディーを進めて、子どももその色を承諾して購入したが、『やっぱりパールラベンダーなどが良かった』というのを6年生まで言われた」という話もあります。
長く大切に使ってほしいのであれば、本人が納得いくカラーを尊重してあげることが重要です。
まずは本人の意見を否定せず、長期的な視点を持てるように「6年間使うこと」「汚れやすいこと」などをアドバイスしながら納得のいくように選ばせてあげると良いでしょう。
機能面は親目線、デザイン面は子ども目線で
いくら使うのは本人だとはいえ、細かい機能のメリットまでお子さんが理解するのは大変です。
安全性や丈夫さ、容量や保証など、機能面の選択は親目線でしっかりと選んであげましょう。
一方、カラーなどのデザイン面はお子さん目線で選んでいくことで愛着がわきやすくなります。
まずは機能面などから親がメーカーやブランドを絞って候補を決め、その中からお子さんの好みを選んでもらうとスムーズに進むでしょう。
カバーや刺繡シールを活用する
個性的な装飾やカラー、キャラクターデザインのランドセルは、高学年になるにつれ飽きやすい傾向にあるようです。
最近では、ランドセルカバーや刺繡シールなどさまざまな種類が販売されています。
購入時にどうしてもデザインにこだわりたい場合は、シンプルなデザインにして自分で刺繡シールを貼ったり、好みのカバーを探したりする選択も視野に入れておくことをおすすめします。
まとめ
親世代のランドセルカラー事情とギャップがある現代だからこそ、ランドセルの「色選び」を難しく感じるご家庭が増えています。
まずはお子さんの意見を大切にしながら、今回の記事を参考に家族で納得のいく1点を選んでくださいね。