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子ども目線で考える!自立をうながすランドセル収納のポイント
ランドセルを購入後、多くの親御さんが悩むのがランドセルの収納場所ではないでしょうか。
学校から帰ってきた後、ランドセルがそのまま床に転がりっぱなし…というのはよく聞く話。でも親としては、できるだけ自分で片付けて欲しいですよね。
そこで、今回は子どもが自発的に片付けられるようになる収納場所を、子どもの目線に立って考えてみましょう!
大切なのはアクセスのしやすさ!収納スペースの選び方
まずは収納スペースから考えていきましょう。
学校から帰宅すると、「荷物が重い」、「早く遊びに行きたい」といった理由から子どもたちは真っ先にランドセルを下ろしたいもの。そのため、収納スペースが玄関から遠すぎることで、床に放置されてしまいやすくなります。
子ども目線で片付けやすい収納スペースの大切なポイントは、アクセスのしやすさ!
ここでは3つのおすすめ収納スペースをご紹介します。
玄関
まずは帰宅後、必ず通ってすぐにランドセルを下ろすことができる「玄関」が1つ目のおすすめ収納スペースです。急いでいてもすぐに置けるので、ランドセルの置き場所として定着しやすくなります。
また帰宅時だけでなく、登校時にも必ず通る場所なのでランドセルを置いておく場所としてはとても便利です。
ただし、ランドセルを収納するためにはある程度のスペースを確保することが必要となります。マンション等で玄関が狭い場合には不向きかもしれません。
リビング
次におすすめする収納スペースはリビングです。
リビングは家族が集まる場所なので、帰宅後は自然とリビングに向かうことが多いですよね。そこにランドセルの置き場があれば、帰宅後、玄関からリビングに向かってランドセルを置く、という動線が作れるので床に置きっぱなしを防ぐことができます。
特にリビング学習をするご家庭では、すぐに宿題を取り出すことができるので便利です。
子ども部屋
3つ目におすすめな場所は、子ども部屋です。
子ども部屋は子どもの荷物を置いておく場所としては定番ですね。子ども部屋に学習机がある家庭も多く、学習机の周辺にランドセルの収納スペースを設置することで宿題を取り出したり、次の日の準備がスムーズに進みやすくなります。
ただし、子ども部屋が家のどこにあるかというのも大切なポイントです。
子ども部屋が2階の奥にある、など玄関から遠い場合には子ども部屋に辿り着く前にランドセルを下ろして床に置きっぱなしになる可能性が出てきます。
間取りも考慮しながらご家庭に合った収納スペースを見つけたいですね!
子どもも使いやすい!おすすめランドセル収納
置き場所が子どもにとって高すぎたり、狭すぎたりすると、片付けを面倒くさがる原因のひとつとなってしまいます。
子ども目線で収納がしやすい、おすすめのランドセル収納をご紹介します!
専用のランドセルラック・フックを購入する
ランドセル専用のラックや学習机の横にフックがついているものもありますが、市販のフックを購入して収納したい場所にご自身でくっつけて使うという方もいるでしょう。その場合は必ず耐荷重を確認しておきましょう。高学年になると荷物も増えて5kg以上になることもあります。
また、フックのかけやすさや、かける高さなども重要です。お子さんに合っているか購入前に確認しておきましょう。
棚収納にスペースを作る
カラーボックスやチェストなどランドセルがおけるスペースさえあれば、ランドセル収納として使うことができます。新たに買い足す必要がなく、部屋の雰囲気にも合わせやすいのが特徴です。
重いランドセルをフックにひっかけるのが大変というお子さんには、ぽんと置くだけの棚収納がおすすめ。置く位置がお子さんの腰の高さだとさらに使いやすくなるでしょう。
また、ランドセル専用の収納棚も売られています。奥行きや幅がランドセルに合ったサイズで作られており、他の学校で使う学習道具も一緒に収納できるようになっているためとても便利です。
棚の高さを変えられるタイプも多いので、成長に合わせてカスタムしたり、卒業後もラックとして使うことができます。
移動できるワゴン収納を活用する
カラーバリエーションが豊富でどんな部屋にも馴染みやすく、なにより移動ができることがポイントです。重いランドセルを持ち上げなくても使いたい場所へワゴンを移動させることができます。下段にも収納ができるので、学校で使うものをまとめて置いておくのにも良いですね。
ただし、1年生には位置が高すぎて置きにくい場合もあるので事前に確認しておきましょう。
まとめ
「ランドセルを片付けなさい!」と言わなくても自ら進んで片付けてくれる環境作りをしておくことで、親子それぞれのストレスを減らすことができます。
帰宅して玄関からの動線はご家庭によって異なります。本記事を参考にしながら、各ご家庭に合った収納場所をお子さんと一緒に考えてみてください。
一緒に決めることでさらに自立をうながすことにも繋がりますよ♪