6年間、毎日使う大切なランドセル。購入した時には「できるだけ綺麗な状態で、長く使いたい…」ともちろん考えますよね。しかし、毎日使うものだからこそ、時には傷ついたり、壊れてしまったりすることもあります。
「もしかして、もう使えないの…？」と不安になる前に、ランドセルの修理やメンテナンスの方法を知っておけば、 6年間安心して使い続けることができるでしょう。
この記事では、ランドセルのよくあるトラブルと修理が必要になるケース、メーカーの修理サポート、そして日頃からできるメンテナンス方法まで、詳細に解説。 「ふわりぃランドセル」の充実した修理保証についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ランドセルは毎日の通学で重い教科書や荷物を詰め込んで使用するため、様々なトラブルが発生する可能性があります。ここでは、具体的な損傷事例と、どのような修理が必要になるのか見てみましょう。

金具の破損

ランドセルには、数多くの金具が使われています。例えば、かぶせを閉じるための錠前、体操服袋や給食袋などをかけるためのナスカン・Dカン、ランドセルのデザインアクセントや補強のための鋲などがあります。これらの金具は使用頻度が高く、壊れやすい部分です。
修理する際には金具の交換が必要になることが多いため、メーカーに依頼しましょう。

ショルダーベルトの断裂

ショルダーベルトは、ランドセルの重さを支える大切な部分です。毎日、重い荷物を入れて長い時間背負うことでベルトに負荷がかかり、最終的に切れてしまうことも考えられます。修理は、ベルトの交換や修理が必要になります。ベルトの切れ方によっては部分修理で済むこともありますので、ショルダーベルトが擦り切れてきた場合は、早めに修理を検討しましょう。

ファスナー・ポケットの故障

ランドセルには、細かなものを収納するためのポケットや収納物を分けるためのファスナーが付いています。これらの部分も使用頻度が高いため、壊れやすい箇所です。この場合は、ファスナーの交換やポケットの修理が必要になります。ポケットの修繕やファスナーの引手部分の交換だけで済むケースも多く、大掛かりな修理が必要でない場合は修繕費用も抑えられるでしょう。

型崩れ

ランドセルは、重い荷物を入れても型崩れしにくいように設計されていますが、無理な力を加えると型崩れしてしまうこともあります。型崩れしたランドセルは、見た目が悪いだけでなく、背負い心地やフィット感も損なわれてしまいます。型崩れは、程度によって修理方法が異なります。軽度の場合は、補強などで改善することができますが、重度の場合は、大規模な修理や交換が必要になる可能性があります。

色褪せ・傷

ランドセルは、毎日日光や雨にさらされ、物に擦れることで色褪せたり傷が付いたりします。これは避けられない現象ではありますが、あまりに色褪せがひどい場合や傷が目立つ場合はランドセルの見た目が損なわれてしまいます。
色褪せは、クリーニングや塗料で修繕し、目立たなくすることが可能です。傷は、革製のランドセルの場合は、補修クリームなどで目立たなくすることもできます。

ふわりぃランドセルには6年間の修理保証が付いています。
メーカーによっては、保証が受けられる範囲が通常の使用で破損したもののみに限られている場合がありますが、ふわりぃは不注意による故障や破損であっても、無料で修理を受けることができます。
補償対象になる一例としては、ランドセルの金具やチェストベルトの破損、ナスカンや肩紐が外れたなどが挙げられます。ただし、ご使用いただく際に問題のない汚れや傷、生地の交換が必要な修理、火災や事故による破損消失や盗難、譲渡、転売、長期間の保管等による大幅に耐久年数を超えている場合などは、無料修理の対象外となるためご注意ください。

修理の流れ
1.修理の依頼：「ふわりぃランドセル」の公式サイトまたはお電話で修理をご依頼ください。
2.ランドセルをふわりぃに送付：ランドセルの状態を確認し修理を行います。修理期間は、工場に到着後、約10営業日前後です。
3.修理したランドセルのお渡し：ご自宅に修理が完了したランドセルを送付します。

修理期間中は、無料で代替ランドセルを貸し出ししていますので、長期休み中でなくても、いつでも修理をご依頼いただけます。
また、万が一保証書を紛失してしまったという場合でも、ふわりぃランドセルなら慌てる心配はありません。ふわりぃでは、ランドセルを6年間安心してご使用いただきたいとの想いから、ふわりぃのランドセルであることが確認できれば、保証書なしでも無料修理を受け付けています。

ランドセルをできるだけ長く使うためには、日頃のケアが大切です。ここでは、ランドセルを長持ちさせるためのメンテナンス方法をご紹介します。

汚れを落とす：帰宅後は、柔らかい布でランドセルの表面のほこりや汚れを落としましょう。泥汚れなどが目立つ場合は、水で濡らした布で拭き取った後、乾拭きします。

雨に濡れたら：雨に濡れた場合は、乾いた布で水気を拭き取り、風通しの良い間所で影干ししましょう。ただし、早く乾かそうとドライヤーを使用したり、ストーブの前に置いたりするのはNGです。急激に乾かすと、型崩れや変色の原因になるため避けてください。

重い物を入れすぎない：ランドセルの中に、重い物を入れすぎると、ランドセル本体やベルトに負担がかかり、破損の原因になることがあります。荷物が多いときには無理に詰め込み過ぎずに、手提げ袋などを併用しましょう。


夏休みなど、ランドセルを長期間使用しない場合は、次の点に注意して保管すると、長持ちさせることができます。

汚れを落とす：保管前に、柔らかい布を使ってランドセル全体のほこりや汚れを落とします。ただし、汚れを落とそうと漂白剤などを使うのは厳禁です。ひどい汚れは、水で薄めた中性洗剤を染み込ませた布で軽く拭き、その後乾いた布で水気を取りましょう。

風通しの良い場所で保管する：カビや臭いの発生を防ぐため、湿気が少なく風通しの良い場所で保管します。色褪せの原因になるため、直射日光が当たる場所は避けて保管してください。通気性の良い布で覆っておくと、ほこりや汚れからランドセルを守ることができます。

カバーを外す：ランドセルカバーを付けている場合、長期間そのままにしているとカビや湿気による色むらが発生する恐れがあります。長期休みの前には、ランドセルカバーは外しておきましょう。

小学校に入学するお子さんにとって、初めての自分のカバンとランドセル。6年間大切に使い続けるためには、6年保証が付いているかはもちろん、保証内容について把握しておくことが大切です。故障やトラブルが起こった場合に慌てないように、メーカーの修理サポートについて事前に確認しておきましょう。ランドセルは、日頃のメンテナンスで長持ちさせることができます。適切なケアを行い、快適な学校生活を送りましょう！