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登下校の必需品!防犯ブザーの選び方と注意点

小学校へ入学すると成長が嬉しい反面、一人で外を歩く時間が増えるので心配になることもありますよね。 近年、小学生の防犯対策として欠かせないのが「防犯ブザー」。今回はこの防犯ブザーの選び方と注意点について詳しく解説します!
「防犯ブザー」が必要な理由

登下校の必需品とも言われる「防犯ブザー」。なぜ小学生には防犯ブザーが必要なのでしょうか。
犯罪を抑止する
まず、防犯ブザーが必要な理由として、犯罪の抑止があげられます。不審者と遭遇した時のみ使うイメージがありますが、普段から見える場所につけておくことで不審者が敬遠し、狙われにくくなるという犯罪抑止効果も期待できます。
SOSを知らせる
万が一不審者に遭遇してしまった時、周りにSOSを知らせるためすぐに大声を出せればいいのですが、怖くて声が出なかったり、口をふさがれてしまうこともあります。そんな時に声の代わりに周囲へ非常事態を知らせることができるのが、防犯ブザーです。
防犯ブザーの大きな音に驚いて不審者が慌てて逃げ去っていったという事例も、実際に数多く報告されています。
防犯ブザーを選ぶコツ

最近は、入学時に学校や自治体から防犯ブザーが支給される地域も増えてきています。しかし、一律で同じものが支給されるため、お子さんに合わない可能性もあるのが現状です。ここでは最新の防犯ブザーにはどのようなものがあるのか、選ぶコツと合わせてご紹介します。
音の種類や音量
ブザーは、音の種類や音量によって大きく違いがあります。音が大きければ大きいほど、周囲へSOSを伝える効果が高いといえます。また、音の種類も違うので、購入する場合は実際に聞いて確認してみると良いでしょう。
操作方法
音を鳴らすための操作方法にも、さまざまなタイプがあります。
・紐を引っ張るタイプ
紐を引くと音が鳴るタイプの防犯ブザーです。小学生でも簡単に操作しやすいのが特徴ですが、紐が何かに引っかかってしまうと誤作動を起こすこともあります。気になる方は、誤作動防止のスイッチがついているものを選ぶと良いでしょう。
・ピンを引き抜くタイプ
紐と同様にピンを引くと音がなります。ピンが完全に抜けるタイプはピンを紛失する恐れがあるため、ピンが抜けきらないタイプも売られています。抜けきらないタイプはピンをなくすことはありませんが、不審者がピンを戻して音を止めることもできるため、メリットとデメリットを踏まえて選びましょう。
・ボタンを押すタイプ
ボタンを押すと音が鳴るので、とても簡単に操作ができます。ただし、ボタンから手を離すと音は止まってしまいます。ピンや紐と併用しているものもありますので、合わせてチェックしてみてください。
その他の機能
その他にも、いろいろな機能がついた防犯ブザーがあります。夜間に便利な反射材やライト付きのもの、お値段が少し上がりますがGPS機能や自動通報機能がついた高機能ものなどがあります。
小学生の場合、ランドセルにつけっぱなしにしておくことが多いため、耐久性や耐水性があるものもおすすめです。
用途に合った防犯ブザーを選ぶようにしましょう。
防犯ブザーは「取り付ける場所」が重要!

先述したように、防犯ブザーには見える位置につけておくことで犯罪を抑止する効果があります。そのため、必ず他人から見えやすい場所に取り付けましょう。
また、お子さんがすぐに手を伸ばして操作できる場所であることも重要です。ランドセルのサイドにつけると咄嗟に手を伸ばしても届かないことがあるので、肩ベルトに取り付けるのが一番おすすめです。
ふわりぃのランドセルには全ての商品に「肩ひも防犯フック」がついています。
他人からも見えやすく、手の届きやすい位置に防犯ブザーを取り付けることができますので、ぜひチェックしてください。
取り付けるだけじゃダメ!日常の注意点
いざという時にすぐに使えるように、鳴らし方、止め方といった扱い方を親子で確認しておきましょう。どんな時にどんな場面で鳴らしたらいいのかという話もしっかりと伝えておきたいですね。様々な状況を予測して、家族でシミュレーションしておくのもよいでしょう。
また、いざという時に電池が切れていた、故障していた、という事態は避けたいですよね。購入後も、定期的に正常に音が鳴るかどうかを確認しておきましょう。
まとめ
ランドセルだけでなく、放課後一人で出かける機会があればリュックやカバンにもつけておくと安心です。自分の身を守るために、防犯ブザーの必要性をお子さんにもしっかりと伝えておきましょう。