知っトク子育て情報

ランドセルの“汗蒸れ”が気になる季節に!親が知っておきたい通気性対策と選び方



たくさん汗をかく夏。特にランドセルが触れている背中は蒸れやすく、対策をしないと汗疹ができてしまったり、ランドセルにカビが生えてしまったりすることがあります。そうなる前に”汗蒸れ対策”しておきませんか?
猛暑で気になる汗蒸れに!蒸れにくいランドセル選びのポイントと対策方法をご紹介します!





子どもの背中は“蒸れやすい”って知ってた?





重くて大きいランドセルを背負って登下校する子どもの背中は、汗をかきやすく蒸れやすい状態です。しっかり対策するために、まずは子どもたちの現状を確認しましょう。

子どもの背中は想像以上に汗だく?

子どもは汗腺の密度が高く、体温調節機能もまだまだ未熟。そのため大人以上に汗をかきやすく、大人が想像するよりもランドセルを背負った背中は汗だくです。気付かぬうちに蒸れによるトラブルが発生する前に対策をしておく必要があります。

実は一年中、蒸れリスクは潜んでいる!

また、蒸れるのは暑い夏だけかと思いきや、もともと体温が高く代謝が活発な子どもたちは一年中汗をかきます。特にランドセルを背負っている背中は、冬でも熱がこもりやすく蒸れやすいので、蒸れ対策は一年中必要だといえるでしょう。

蒸れにくいランドセルの“選び方





最近では、蒸れにくい対策がしてあるランドセルも販売されています。ここからは、蒸れにくいランドセルとはどんなランドセルなのかを見ていきましょう。

「通気性重視」ってどう選ぶ?注目すべき3つのポイント

通気性重視でランドセルを選ぶなら、次の3つのポイントをチェックするのがおすすめです。

背あての素材

直接背中に当たる背当て部分の素材によって、通気性は異なります。通気性を重視する場合は、毛穴から空気が抜けやすい天然皮革や、通気性を高めた人工皮革などを選ぶと良いでしょう。

立体構造

通気性をよくするために、背中の間に空間ができるよう、背当てが立体構造になっているタイプのランドセルもあります。凹凸をつけることで背中と接触する面積を少なくし、空気の流れを作ることで蒸れを軽減しています。

クッション性

通気性を重視して背中と背当ての密着面積が少なくなる場合、気になるのは背負い心地です。ランドセル本体が体から離れるほど体勢は不安定になりやすいので、立体構造のランドセルを選ぶときは、しっかりとクッション性のある背当てを選ぶようにしましょう。両方の良さを殺すことなく、通気性と背負いやすさを両立させることができますよ。

プラスαで快適に!市販のランドセルパッド活用法





さらに快適にランドセルを使いたい場合には、市販の「ランドセルパッド」を活用するのもおすすめです。ランドセルパッドとはどのようなものなのか、詳しく解説します。

話題の「ランドセルパッド」って実際どうなの?

ランドセルパッドとは、ランドセルの背当てと背中の間に通気性の良いパッドを挟むことで、汗蒸れを軽減してくれる便利なアイテムです。
近年、暑さ対策として購入する家庭が増えていますが、実際のところ効果はどうなのでしょうか。
実際に使用した方の口コミを見てみると、ランドセルパッドをつけることで、多くのお子さんが「暑さが軽減した」と感じていることがわかります。

また最近では、背当て部分を覆うだけでなく、肩パッドとセットになっているもの、保冷剤が入れられるもの、冷感素材を使っているもの、洗濯機で洗えるもの、消臭機能付きのものなど、さまざまなタイプのランドセルパッドが販売されています。通学時間やお子さんの使いやすさなどを考えながら、お子さんに合った商品を見つけてあげましょう。

機能と相性をチェックしながら賢く取り入れて

ランドセルパッドは必ずしも必要なものではないですが、使用することで子どもたちの快適性はアップします。通学時間をより快適にするためには、ランドセル本体との相性も確認しておきたいところです。
ランドセルと同じメーカーのものがあれば、取り付けやすくフィット感も問題ないでしょう。しかし、ランドセルパッドを販売していないメーカーもありますので、専用のランドセルパッドの扱いがない場合にはお持ちのランドセルに合うかどうかしっかり確認してから購入するようにしましょう。



まとめ





ランドセルの汗蒸れ対策として、蒸れにくいランドセルの選び方とプラスαでできるアイデアをご紹介しました。
ランドセル選びで重視したいポイントは家庭によってそれぞれ。年々気温が上がっていますので、お子様が少しでも快適に登下校ができるよう、各メーカーの特徴をしっかり確認してランドセル選びを進めてくださいね。