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6年間きれいに使える!型崩れしにくいランドセルの選び方と使い方の工夫



6年間、毎日のように使うランドセルだからこそ「長くきれいに使えるかどうか」も選ぶ時の大事なポイント。見た目だけではわかりにくいのですが、 実はちょっとした違いを抑えるだけで、型崩れのしにくさがぐっと変わってくるんです。
今回は、型崩れしにくいランドセルを選ぶためのチェックポイントと、日々のランドセルの扱い方の工夫についてご紹介します。





型崩れしにくいランドセルとは?





ランドセルを「長くきれいに使う」ためには、型崩れしにくく、しっかりとした作りのランドセルを選ぶことが重要です。では、型崩れしにくいランドセルとは、どんなランドセルなのでしょうか。

構造や素材の工夫で型崩れを防止


ランドセルの型崩れは、主に大マチと呼ばれるメインの収納部分が、サイドやかぶせ側、そして内側からとさまざまな方向から圧力を受けて変形してしまうことで起こります。つまり、型崩れを防止するためには、この大マチの構造や素材が重要なのです。

強度を高めるために、一般的なメーカーでは大マチの周囲に芯材を使用するケースがほとんどですが、安さや軽さを重要視しているメーカーでは芯材が入っていないこともあります。例えば、ふわりぃランドセルでも採用しているコの字型の芯材は、外部からの圧力を分散でき、型崩れがしにくい構造となっているのです。

ランドセルの本体の素材の中では、コードバンや牛革など、天然皮革が高い強度を持っています。しかし、強度が高くなる分、値段も高く、また重くなってしまうのがデメリット。最近の傾向としては、強度と価格・重さのバランスが取れた人工皮革のクラリーノの人気が高まってきています。

型崩れしにくいランドセルを選ぶ3つのポイント





では、実際に型崩れしにくいランドセルを選びたい時は、どこをチェックすれば良いのでしょうか。ここでは、3つのポイントをお伝えします。

圧を加えてみる


一番わかりやすい方法としては、実際にランドセルを手に取り、大マチの上や横から手で圧をかけてみるのがおすすめです。 力を加えてもすぐに元の形に戻り、適度な硬さがあるなら、型崩れしにくいランドセルといえます。反対に、押した時に簡単に歪んでしまう、やわらかく頼りない感覚がある、といった場合は注意が必要です。

強度を高める独自構造や芯材が使われているか


各ランドセルメーカーでは、強度を高めるためにいろいろな工夫をしています。どんな工夫がされているのかは、見た目だけではわからない部分も多いため、ホームページやカタログ、店頭のPOPなどの資料も確認しておきましょう。
強度を上げる芯材には、主にプラスチックや樹脂が使用されることが多いですが、樹脂の方がより強度が高く、値段も高くなるというポイントも押さえておくとよいでしょう。

実物を背負って最終チェック!


最後はお子さんに本人にランドセルを背負ってもらい、体にフィットしているかどうかをチェックしてみましょう。ランドセルが体に合っていなければ、お子さんの体に負担がかかってしまうことはもちろんのこと、ランドセル自体にも余計な負荷がかかり、歪みやすさに繋がります。

また、ランドセルは強度に比例して重たくなる傾向があるため、強度と重さのバランスも確認しておきましょう。試着をする際には実際に教科書などの荷物を入れた状態を想定し、重しを入れて背負ってみることをおすすめします。

毎日の使い方でも差が出る!型崩れを防ぐコツ





ランドセルの購入後は、使い方や保存方法によっても型崩れの度合いが大きく変わっていきます。ここからは、型崩れをできるだけ防ぐ扱い方のコツについてご紹介します。
ランドセルがお手元に届いたら、親子で扱い方を確認しておきましょう。

余計な圧をかけない


大マチが変形するほど中身を詰め込んだり、かぶせに体操着などの荷物を挟んだりといった荷物の量に関係する使い方だけでなく、片側の肩ベルトだけで持ったり、ランドセルを背負ったまま壁に寄りかかったりといった行為でも、ランドセルが変形するほどの圧が日常的にかかり、型崩れしやすくなってしまいます。
ピカピカの状態のランドセルが届いた時にこそ、ランドセルは高価なものであり、長く使うために大切に扱わなくてはならないことを伝えておきましょう。

床にポイっと置かない


学校生活に慣れてきた頃にやりがちなのが、帰ってきてすぐにランドセルを下ろして、床に転がしたままにしてしまうこと。かぶせが下向きになっていると傷がついたり、つぶれて変形してしまう可能性が高くなります。また、サイドが下向きになるとサイドについているフックが壊れたり、中身の重さによってマチが変形するケースもあります。
入学前の時間の余裕があるときに、帰宅後の動線を考えて、どこだったら面倒くさがらずに収納できるのか話し合っておくと良いでしょう。

濡れた日は乾かしてから片づける


最近のランドセルは撥水・防水加工が施されているものが多くなっていますが、大雨で中まで水が染み込んでしまったり、使っているうちに加工の効果が薄れてしまったりすることもあります。
濡れたランドセルは変形に繋がりやすいため、できるだけ乾かしてから収納場所へ片付けるようにしましょう。特に本革のランドセルは水に弱いため、帰宅したらすぐにしっかりと水滴を拭き取るように心がけましょう。

ふわりぃのランドセルは型崩れにも強い





ふわりぃのランドセルは、傷や水に強い人工皮革・クラリーノを使用。6年間安心して使ってもらえるよう、全モデルに軽くて強い芯材「エフセル エコライト」を採用しています。さらに、大マチの入り口部分を三方向から補強し、約80kgの耐久試験をクリアした「ガッチリガード」や、強化パーツを増やして約100kgの耐荷重もクリアした「ストロング100」など、より型崩れに強いモデルも販売していますので、ぜひ比較してみてくださいね。




まとめ



小学校に慣れてくると、段々と雑に扱われがちなランドセル。長く使うものだからこそ、耐久性はとても大切です。ただし、耐久性のみを追求すると、重く、値段も高くなってしまいます。お子さんの体型や性格、通学時間などを考慮しながら、ベストなランドセルを見つけていきましょう!