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「ラン活」は本当に必要? 焦って買う前に知りたい、後悔しない5つの軸

「ラン活」の早期化が進み、「うちも早くしないと!」と焦っていませんか?
しかし、周りに流されて購入を急ぐのは後悔のもと。
この記事では、「ラン活は本当に必要か?」という根本的な疑問から、「ラン活をしないとどうなるのか」という不安まで、具体的な選択肢を交えて解説します。
最後には、これから小学生にあがるお子さんにとっての「ラン活の必要性」を見極め、6年間使い続けられる最高のランドセルを選ぶための「5つの軸」もご紹介していきます。
ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
そもそも、なぜ「ラン活」はこれほど早期化しているのか?

近年、年中のうちからランドセル選びを始める「ラン活」が当たり前になりつつあります。この早期化・過熱化の背景には、いくつかの要因が複雑に絡み合っています。
まずは、どのような要因が早期化につながっているのか見ていきましょう。
SNSの普及による「見える化」と情報過多
InstagramなどSNSの普及で他人の購入報告がリアルタイムで見える近年は、「出遅れたくない」という焦りの感情が生まれやすくなりました。
ネットにより多くの情報に触れることで、「早く動かないと良いものが無くなるのでは」という心理が働きます。また、情報が多すぎるため、冷静な判断が難しくなっている側面も…。
この情報過多と「見える化」が、ラン活の早期化を後押しする1つの要因となっています。
売り切れが早い人気・限定モデルの存在
工房系ブランドの限定品など、生産数の少ない人気モデルは早期に完売する傾向があります。
こうした一部商品の希少性も「早く動かないと手に入らない」という購買意欲を刺激します。
さらに、一般的なランドセルメーカーでもそれぞれ早期予約の割引キャンペーンが実施されており、このことも早期化を後押しする要因になっています。
「ラン活をしない」とどうなる?

「ラン活」が過熱する一方で、あえて「ラン活をしない」という選択肢もあります。
しかし、ラン活をしないとどうなるのでしょうか?
考えられる3つのケースを見てみましょう。
ケース① 入学直前(1月~3月頃)に購入する
GoogleやInstagramの検索予測などに「ラン活 疲れた」「ラン活 めんどくさい」「ラン活 くだらない」といった声が見受けられるように、過熱する早期の購入競争に疑問を感じる方も少なくありません。
なのであえて、ラン活が過熱化する時期は避け、入学が迫った年明けの1~3月でランドセルの購入する方もいます。
周りのペースに流されず、ご自身にあったタイミングでじっくり準備を進めたい方にはおすすめな方法です。以下のメリット、デメリットを見て自分がどちらがあっているのかぜひ参考にしてみてください。
メリット:
・入学時の子どもの体格や好みに合わせて選べるため、失敗が少ない。
また、好みのカラーの感覚もはっきりしてくるため、気に入ったものを選びやすい。
デメリット:
・人気モデルやカラーはほぼ完売しており、選択肢が大幅に限られている。
・特定のデザインは手に入らないこともある。
ケース② ランドセル以外の選択肢(ランリュックなど)を選ぶ
そもそも「ランドセル」という固定観念に縛られず、リュックサックタイプの「ランリュック」や、アウトドアブランドが販売する丈夫なスクールバッグを選ぶご家庭も増えています。
これは、「ラン活」そのものをしないという、通学カバン選びの新しい選択肢になります。
こちらも以下のメリット、デメリットを参考にしてみてください。
メリット:
・軽量で安価なものから、アウトドアブランドの高機能なものまで選択肢が幅広い。
・ランドセルに比べてデザインの自由度が高い。
・ランドセルよりも在庫が残っていることが多い。
デメリット:
・学校によってはランドセルが推奨・指定されている場合があるため、事前の確認が必須。
・人気ブランドの限定モデルは品薄になることもあり、ある程度の情報収集や比較検討は必要。
・耐久性や収納力は製品によって差が大きい。
ケース③ 中古やお下がりを利用する
新品の購入にこだわらず、リサイクルショップやフリマアプリで中古品を探したり、親戚や知人からお下がりを譲ってもらったりする方法もあります。
メリット:
・経済的な負担を大幅に軽減できる。
デメリット:
・メーカーの6年保証は対象外になることがほとんど。
・型崩れや衛生面のリスクも考慮が必要。
6年間を安心して過ごすためのランドセル選び5つの軸

では、どんな点に気を付けたら後悔しない選び方ができるのでしょうか?情報や周りの声に惑わされず、6年間、お子さんが笑顔で使えるランドセルを見つけるために、本当に大切な「5つの軸」をご紹介します。
【身体の軸】フィット感と背負いやすさ
ランドセル選びで最も優先すべきは、お子さんの身体へのフィット感です。
肩ベルトの立ち上がりや背中のクッション性を確認し、お子さんの「軽い」「痛くない」という素直な感想を何よりも大切にしましょう。
【素材の軸】軽さと丈夫さの最適なバランス
素材は主に軽量な人工皮革、丈夫な牛革などがあります。
お子さんの通学距離や体力を考慮し、軽さと丈夫さの最適なバランスを見極めることが重要です。6年間毎日使うものだからこそ、素材選びは慎重に行いましょう。
【生活の軸】本当に必要な収納力と機能性
A4フラットファイル対応は標準ですが、学校の方針によっては大容量モデルが必要ない場合もあります。
「その機能は本当に必要なのか」
実際にランドセルを使用した時のことをイメージしながら、使いやすい機能のみがそろったランドセルを選ぶようにしましょう。
【心の軸】6年後も好きでいられるか?
入学前のお子さんは派手なデザインに惹かれがち。その気持ちを尊重しつつ、「6年生になっても好きでいられるかな?」と親子で一緒に考える視点が大切です。高学年になっても飽きがこない、シンプルなデザインも人気です。
【安心の軸】卒業までを見守る「6年保証」の中身
ほとんどのランドセルに「6年保証」が付いていますが、内容はさまざまです。修理中の代替ランドセルの有無や送料負担など、購入前に細かい規定を確認しておくことが重要です。手厚いサポートが6年間の安心につながります。
まとめ

「ラン活は必要か」という問いに、たった一つの正解はありません。最後に、この記事の要点をまとめます。
● ラン活の早期化はSNS、限定品、混雑回避が主な理由。
● ラン活をしなくても、直前購入やリュックなど選択肢はあるが、デメリットも存在する。
● ランドセルを選ぶなら、「身体」「素材」「生活」「心」「安心」の5つの軸で判断するのが後悔しないコツ。
大切なのは、周囲のペースに惑わされず、ご家庭の方針とお子さんの気持ちを第一に考えることです。この記事を参考に、親子にとって最高の「ラン活」のゴールを見つけてください。





